Egg freezing?

元OL、独身アラサー、社会人類学専攻大院生が卵子凍結保存を本気で考えるブログ

論文

最近の人は昔ほど早く結婚や妊娠したりしないよね、と、35歳までに産んだほうがいいよね、のジレンマ。

先月日本に一時帰国して卵子凍結保存の現場を見せていただくことができました。 保存や受精の現場を見たことそのものにも、私の研究を面白いと思ってくれて快く受け入れてくださった大先輩方、現場の医療従事者の方々にも感謝です。次の記事で書こうと思いま…

イクメンっていうけど多分それ親として普通のことなんじゃないの?3894本の新聞記事分析からみる”理想の家族”。

育メンっていうけどさ、育児するのは親だから別に普通のことでしょ。 って意見最近よく(女性側から)聞くな〜と思ってたら、どうやってその言葉が日本社会に浸透していったか、”いくめん”という言葉をどう理解しているのか、というのについてマクロレベルと…

卵子凍結保存をした女性に15人にインタビューしてみました(終)

将来の家族とGenerational time? :卵子ドナーという選択肢 あるレベルにおいては、卵子保存はめちゃくちゃ合理的なライフマネジメントの戦略である。リスクマネジメントの枠組みに入れれると思う。しかしながら、そうゆう思考というのは、インタビューをし…

卵子凍結保存をした女性に15人にインタビューしてみました その2

つづき 卵巣予備脳テスト 卵子を保存するためには全ての女性が"Ovarian Reserve Test(ORT)"を受けなければならないの。日本語だと卵巣予備能検査、というみたい。 これは卵巣内の原子卵胞の数を調べるための検査。卵胞の数は年齢と共に急激に減っていき30…

卵子凍結保存をした女性に15人にインタビューしてみました その1

私じゃないですよ。 今回はこちら! WALDBY, C. 2014. ‘Banking time’: egg freezing and the negotiation of future fertility. Culture, Health & Sexuality, 17, 470-482. 著者はWaldby Catherineさん、The Australian National Universityのディレクター…