Egg freezing?

元OL、独身アラサー、社会人類学専攻大院生が卵子凍結保存を本気で考えるブログ

今のキャリアプランだとC判定です。卵子保存を考えましょう?

少し前に、卵子凍結してまでキャリアを追求するような自己中な女性が増えてしまうのではないか、という懸念について考えてみた。

eggfreezing.hatenablog.com

 

今度は逆に、働く女性にとって卵子凍結がめっちゃかっこいい選択肢になるんじゃないか説、を考えてみる。

出産を遅らせるというのは、加齢による不妊への不安や、子供を授かれないリスクがつきものだから、将来のためのリスクマネジメントの一つとして若い時に卵子凍結をしておくことが賢明な判断になり得るのではないか、ということだ。

 

もしかしたら意思を持って、今じゃないって思っているひともいる。でも別に遅れさせたくて遅らせてるわけじゃないこともたくさんある。金銭的な問題や、仕事のタイミング、パートナーがいないなど、様々な理由で、少しずつ少しずつ、本人の意思とは反して遅れていく。本人が子供が欲しいという願望があったとしても、彼女をとりまく環境が子供を産むことを許してない可能性も大いにあるのだ。

 

例えば、結婚したとたん地方への異動がでたら?例えば、もしパートナーが彼女の産みたい時期に子供を産むことに賛成しなかったら?例えばパートナーがいきなり病気になってしまったら?

 

結婚していたとしても子供は産めない。未婚女性からしたら”そんなこと”に見えるかもしれない。でもそうではない。

 

当然のことながら、子供を授かるためには基本的には少なくとも異性(男性)が必要なわけだから、そもそも女性だけで扱い切れる問題ではなく、結果として加齢による不妊や望んでいないチャイルドレスが引き起こされることもあるのだ。

 

自分の人生だけでも全然うまくいかないのに、どうやったら人を巻き込んで予定通りに人生が進むんだ?

 

今、自分ではどうしようもないことが多すぎる。そんな状況下においては、卵子を保存しておく事はただただ状況がよくなることを待つよりは、将来の妊娠の可能性をあげておくという点において「賢い」選択なのかもしれない。

 

加えて、卵子凍結保存をしておけば、万が一不妊治療の結果、卵子ドナーしか頼る方法がなくなってしまった場合に、治療方法の選択肢として一つ増やすことができる。遺伝子のつながった子供が欲しい、というのが人間の本能としてあるからだ。この意味で、どんな理由にしろ自分の卵子を使えない状態になった女性にとっては、凍結した若い頃の自分の卵子はドナー提供いただくよりは優先したい治療選択肢となるし、自分で自分の将来への保険をかけるかたちにもなり得る。

 

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http://www.babycentre.co.uk/a6155/your-age-and-fertility

なんかこうゆうの見すぎて見慣れてきてるけどさ、冷静にみて35−39歳で妊娠率50%ですよ?

 

え、アラサー?独身?3年後くらいには結婚したい??

このままのキャリアプランですと、ん〜、、C判定ですね、合格率50%

 

高いと思うか、低いと思うか?

ん?自分で書いてみてなんだけど、私C判定??

 

((((((ノ゚⊿゚)ノヌオォォォ

 

 

受験なら夏の追い込みで確率が上がるけど、年齢的に追い込んだら確率下がる笑

 

だから思いがけない将来の不測の事態に備えて卵子保存、がスマートな選択肢として受け入れられてもいいと思う。別に一般的に広まってたくさんの女性が保存すればいい、とか、卵子を保存してキャリアを追求しましょう、なんて思っていない。ただそういう選択肢もあるんだね、と社会的に理解されたらいいな、と思う。

 

夏を制するものは受験を制す!

卵子を保存するものは、キャリアと家庭の両者を制す!みたいな。笑

 

新しいものが”社会的に理解され受け入れられる”までのプロセスとはどんなものか?人はどうやって新しい考え方を受け入れていっているのか?考えているなう。

 

 

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